FAQ
フォルダーやジオデータベースに格納された複数のデータをまとめて投影変換を行うには
ナレッジ番号:3052 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
同一フォルダーに格納された複数のデータに対して、まとめて投影変換を行う場合は、ModelBuilder を使用すると簡単に行うことが出来ます。
ベクター データの場合
手順
- [ジオプロセシング] メニュー → [ModelBuilder] をクリックします。
- [Model] ウィンドウで、 [挿入] メニュー → [反復処理] → [フィーチャクラス] をクリックします。
- [フィーチャクラスの反復] をダブルクリックして、 [ワークスペース、またはフィーチャ データセット] にて、まとめて投影法変換を行いたい場合ベクター データを格納したフォルダーを選択し、 [OK] をクリックします。
- 以下の図のようにArcToolbox → [データ管理ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影変換] ツールをドラッグ アンド ドロップして、モデルに追加します。
- 接続 ボタンをクリックし、緑色の出力モデル エレメント、 [投影変換] の順にクリックし、 [入力データセット、またはフィーチャクラス] を選択します。
- [投影変換] ツール エレメントをダブルクリックして、 [出力データセット、またはフィーチャクラス] で、出力先のフォルダーを設定し、ファイル名を以下のように設定します。
・ シェープ ファイルに出力する場合: 出力先の フォルダー名\%名前% .shp
・ ファイル ジオデータベースに出力する場合: 出力先のファイル ジオデータベース名( .gdb)\%名前%
※%名前%はインライン変数で、入力データとして指定するファイル名を出力データに引き継ぎます。 - [出力データの座標系] や [地理座標系変換] (異なる地理座標系に変換する場合に設定)の設定を行い、 [OK] をクリックします。
- [モデル] メニュー → [実行] をクリックして、モデルを実行します。
モデル作成例
ラスター データの場合
手順
- [ジオプロセシング] メニュー → [ModelBuilder] をクリックします。
- [Model] ウィンドウで、 [挿入] メニュー → [反復処理] → [ラスター] をクリックします。
- [ラスターの反復] をダブルクリックして、 [ワークスペース、またはラスター] にて、まとめて投影法の定義を行いたい場合ベクター データを格納したフォルダーを選択し、 [OK] をクリックします。
- 以下の図のようにArcToolbox → [データ管理ツール] → [投影変換と座標変換] → [ラスター] → [ラスターの投影変換] ツールをドラッグ アンド ドロップして、モデルに追加します。
- 接続ボタンをクリックし、緑色の出力モデル エレメント、 [ラスターの投影変換] の順にクリックし、 [入力ラスター] を選択します。
- [ラスターの投影変換] ツール エレメントをダブルクリックして、 [出力データセット、またはフィーチャクラス] で、出力先のフォルダーを設定し、ファイル名を以下のように設定します。
%名前%
※%名前%はインライン変数で、入力データとして指定するファイル名を出力データに引き継ぎます。 - [出力データの座標系] や [地理座標系変換] (異なる地理座標系に変換する場合に設定)やリサンプリング手法の設定を行い、 [OK] をクリックします。
- [モデル] メニュー → [実行] をクリックして、モデルを実行します。
モデル作成例
関連情報(ヘルプ)
※ ModelBuilder に関するお問い合わせにつきましては、関連情報の「保守サポートサービスのお問い合わせに関する留意事項」をご確認ください。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン