FAQ
ジオコーディングを行い住所情報からポイントを作る方法
ナレッジ番号:3036 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
住所または郵便番号、目標物名を指定して、その位置を中心にマップを表示したりポイントを作成するには「ジオコーディング」を行います。お使いの製品や住所の指定方法によって方法が異なりますが、以下のいずれかの手順を行います。
ArcGIS データコレクションの住所ロケーターを使用する場合
World Geocode Service (ArcGIS Online) を使用する場合
ArcGIS データコレクションの住所ロケーターを使用する場合
ArcGIS データコレクション製品を使います。使用する製品によっては郵便番号や目標物を対象に検索することができます。
郵便番号を使ったジオコーディングについては以下のブログ記事にてご確認いただけます。
郵便番号で簡単ジオコーディング!
便利なグレースケール版のマップと目標物ロケータを収録!「ArcGISデータコレクション スタンダードパック 2012 広域地図」 のご紹介- ArcMap メニュー → [カスタマイズ] → [ツールバー] → [ジオコーディング] ツールバーを表示します。
- ツールバーにあるドロップダウンをクリックして、住所ロケーターを選択します。
- [< 住所の入力… >] テキストボックスに検索したい住所を入力し、[Enter] キーを押して検索を実行します。
※住所は都道府県または市区町村名から入力してください。例:東京都港区芝公園 4-2-8
(参考)住所ロケーターを手動で追加するには、[ジオコーディング] ツールバーにあるドロップダウンから [< 住所ロケーターの管理… >] を選択 → [住所ロケーター マネージャ] より追加します。
データコレクションの住所ロケーターはデフォルトで以下のフォルダーの配下に保存されています。
◇データコレクション スタンダードパック 2011 以降の街区レベル住所
「C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.x\Esri Japan\StandardAddress」フォルダー配下
※ 32 ビット OS:「Program File」フォルダー配下
◇データコレクション 住居レベル住所
「C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.x\Esri Japan\PremiumAddress」フォルダー配下
World Geocode Service (ArcGIS Online) を使用する場合
注意
以下の条件があります。
対象バージョン:ArcGIS 10.2 for Desktop 以降
サインイン:必要ない
サービス クレジット:消費しない- ArcMap メニュー → [カスタマイズ] → [ツールバー] → [ジオコーディング] ツールバーを表示します。
- ツールバーにあるドロップダウンをクリックして、World Geocoding Service (ArcGIS Online) を選択します。
- [< 住所の入力… >] テキストボックスに検索したい住所を入力し、Enter キーをクリックして検索を実行します。
※住所は都道府県または市区町村名から入力してください。例:東京都港区芝公園 4-2-8
バッチ ジオコーディング
注意
本手順は ArcGIS データコレクション製品を利用する場合をご紹介いたします。
ArcGIS データコレクション製品をお持ちでない場合は、ArcGIS Online アカウント情報にサインイン(ArcGIS 10.2 for Desktop 以降)をする必要がありますが、 サービス クレジットを消費します。サービス クレジットの詳細は以下のリンクをご確認ください。バッチ ジオコーディングは、お手持ちの大量の住所データを一括でポイント データに変換できる機能です。住所や郵便番号、目標物名が入力されているテーブルデータを用意します。
- [ジオコーディング] ツールバーの [住所のジオコーディング] アイコンをクリックして、使用する住所ロケーターを選択します。
- [住所入力フィールド] の [単一フィールド] を選択します。
[住所:] で属性値に住所が入力されているフィールドを選択します。
- バッチ ジオコーディングを行ったあと、必要に応じて住所の再照合を行います。
入力住所に都道府県名や市区町村名、大字町丁目名など住所に間違いがある場合、[住所] に正しい住所を入力して次の手順へ進みます。
[候補] に複数の候補がある場合は、正しい住所のレコードを選択し [一致] ボタンをクリックします。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン