FAQ
ネットワーク ロケーションの設定を変更したが、反映されない (Network Analyst)

ナレッジ番号:3016 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

目次

この現象について

本現象が発生する理由

ネットワーク ロケーションの再計算方法 (現象の回避方法)

この現象について

[ネットワーク  ロケーション] タブの設定の変更を行っても、既にマップ上に読み込まれたネットワーク  ロケーションに対して設定の変更が反映されません。

現象が発生する例

行いたい操作: 国道 298 号線を通って、新大宮バイパスに向かうルートを検索したい

使用データ: AtcGIS データ コレクション  道路網

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現象が発生するまでの操作

  1. 初期設定のまま [Network Analyst] ツールバー →  [解析の実行] を行うと、最も近い高速道路が※ネットワーク  ロケーションとしてスナップされ、高速道路を経由したルート(紫色のルート) となってしまいます。
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    ※ネットワーク  ロケーションについては、下記ヘルプをご覧ください。
    ネットワーク解析オブジェクトとは
  2. そこで、※ネットワーク解析 の [レイヤー  プロパティ] の [解析] タブ  → [規制] にて、 [自動車専用道路を使用しない] チェック  ボックスをオンに変更し、 [適用] をクリックします。 [解析の実行] をクリックします。 
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    ※ネットワーク解析 の [レイヤー  プロパティ] を表示する方法は、下記ヘルプをご覧ください。
    ネットワーク解析の [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを開く
  3. [ネットワーク  ロケーション] タブにて、 [ネットワークの制限部分を除外] チェックボックスをオンにして、 [OK] をクリックします。 これにより、 [規制] により使用しないように設定した自動車専用道路をネットワーク  ロケーションがスナップしないように設定されるはずです。
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  4. [Network Analyst メッセージ] ウィンドウに、警告メッセージが表示され、ネットワーク  ロケーションの設定を変更したのにもかかわらずルート解析が実行されません。
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本現象が発生する理由

[ネットワーク ロケーション] タブにて設定を変更しても、既にロケーションに追加済み(既にマップに追加している状態)のネットワーク  ロケーション(今回の例はルート解析ですので、ストップ)には設定が反映されません。

ネットワーク ロケーションの再計算を行って、既に追加済み(既にマップに追加している状態)のネットワーク  ロケーションに対して変更した設定を反映させる操作が必要です。

ネットワーク  ロケーションの再計算方法(現象の回避方法)

[Network Analyst] ウィンドウにて、ネットワーク  ロケーション(今回の例はルート解析ですので、ストップ)を右クリックし、 [ロケーション  フィールドの再計算] → [すべて] をクリックします。 
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※ [ロケーション  フィールドの再計算] を行ってから、ルート解析を行った結果
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メタデータ

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