FAQ
等高線(コンター)を作成する方法 (Spatial Analyst または 3D Analyst)
ナレッジ番号:2951 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
標高値 (Z値) を持ったポイントのフィーチャクラス(およびシェープ ファイル)または、標高値を持つをラスタ データを元に等高線を作成することができます。
以下の操作を行うには、エクステンションである Spatial Analyst または 3D Analyst が必要です。
手順
※標高値をセル値に持つラスターを使用する場合は手順2から行ってください。
1. ポイントを内挿し、ラスターを作成する
ArcToolbox → [Spatial Analyst ツール] → [内挿] (またはArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ラスタの内挿] ) ツールセット内にポイントデータを内挿するための各ツールがありますので任意のツール を使用してポイントデータをラスタデータに変換します。内挿する各ツールのパラメータにおいて、[Z値フィールド]には標高値を持っているフィールドを指定してください。また、「出力セルサイズ」に指定する値が、格子の間隔となります。
※座標値が緯度経度の場合でセルサイズを「メートル単位」で設定する場合は、内挿をする前にデータをメートル単位の投影座標系に変換していただく必要があります。(座標系の変換方法)
ArcToolbox → [データ管理ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影変換] ツールを使用して投影座標系(UTM座標系や平面直角座標系)に変換します。
2. 等高線を作成する
- もしラスターデータが地理座標系である場合は、投影変換を行い、投影座標系に変換します。
ArcToolbox → [データ管理ツール] → [投影変換と座標変換] → [ラスター] → [ラスターの投影変換] ツールで投影変換を行います。 - ArcToolbox → [Spatial Analyst ツール] → [サーフェス] → [コンター] ツールを起動します。
または ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ラスター サーフェス] → [コンター] ツールを起動します。 - 以下のようにパラメータを設定します。
- [入力ラスター]:上記で作成したラスタデータ(または標高値を持つラスタデータ)を指定します。
- [出力ポリライン フィーチャ]:等高線データの出力先を指定します。
- [コンター間隔]:作成するコンター間隔を設定します。「コンター間隔」の単位は、データの投影法の単位になります。
- [OK]をクリックして処理を実行すると等高線(コンター)のラインデータが出力されます。
上記の方法で作成されたラインは、[Contour] フィールドに高さを格納した 2D のライン データです。必要に応じ、3D のライン データに変換してください。
その場合は、ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [3D フィーチャ] → [属性でフィーチャを 3D に変換]ツールを使用します。- もしラスターデータが地理座標系である場合は、投影変換を行い、投影座標系に変換します。
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