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ラスターの [クリップ] ツールを用いて、出力ラスターのセルを、異なるラスターのセルに調整する方法

ナレッジ番号:2722 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

要約

後述の手順では、クリップ ツールを用いて、出力ラスタレイヤのセルを異なるラスタレイヤのセルに調整する方法について記載します。 クリップ ツールの環境設定で、別のラスタをスナップ対象ラスタに設定し、座標とセルサイズをスナップ対象ラスタに調整します。

手順

クリップ ツールの環境設定で、スナップ対象ラスタ、出力座標系、セル サイズを設定します。

  1. [ArcToolbox(A)] -> [データ管理ツール] -> [ラスター] -> [ラスター プロセシング] -> [クリップ( Clip)] を開きます。
  2. クリップ ツールのダイアログボックスで [環境...] ボタンをクリックします。
  3. [環境設定] ダイアログで [処理範囲] を展開して [スナップ対象ラスター] には調整ラスターを設定します。

    cid:AyIYrdRysEtP5Am1Dy_20230529192957.812@KnowledgeAttach

  4. [出力座標] を展開して、出力データの座標系にスナップ対象ラスタを指定します。
  5. [ラスタ解析] を展開して、[セル サイズ] にスナップ対象レイヤを選択すると、スナップ対象レイヤーのもつセル サイズ値が選定されますので、その値のままで [OK] ボタンを押し、さらにクリップ ツールのダイアログボックスでも [OK] ボタンを押して設定を保存します。

    cid:CTL5KvRBcrikPZ3sfm_20230529192957.812@KnowledgeAttach

関連情報

スナップ対象ラスター環境設定の仕組み

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