目的

このサンプルでは、アドインを作成する方法を説明します。このサンプルは、選択テーマを基本としていますが、共に作用する複数のアドイン コンポーネントを示すことを目的としています。このアドインには、エクステンション、ドッカブル ウィンドウ、いくつかのボタンやツールを持つツールバー、メニューが含まれています。すべてのコンポーネントは、エクステンション ダイアログでエクステンションが選択されるまで無効です。エクステンションは必要になるまで読み込まれません（読み込みを遅延します）。同様に、ドッカルブル ウィンドウは ドッカブル ウィンドウ切り替え用ボタンをクリックした時点で作成されます。

使用方法

コンパイル、デバッガの設定、サンプルの実行に関するヘルプについては How to use ArcGIS samples ページを確認してください。もし、サンプルに関連するデータがある場合は、サンプルの zip ファイル内に、各言語のフォルダと一緒に "data" フォルダが格納されています。しかし、すべてのファイルを抽出した時点で、データの場所を指定するために、サンプルを更新する必要があります。

1. Visual Studio の [ビルド] メニューから [ソリューションのビルド] を選択します。
2. ArcMap にいくつかデータを読み込みます。
3. [カスタマイズ] メニューから [エクステンション] を選択します。[エクステンション] ダイアログ で [SelectionSampleExtension] にチェックを入れます（1 つ目のキャプチャ画像をご覧ください）。
4. [閉じる] をクリックします。
5. [カスタマイズ] メニューから [ツールバー] → [Selection AddIn Toolbar] を選択します。（表示されたツールバーは、2 つ目のキャプチャ画像内の [Selection AddIn Toolbar] をご覧ください。）
6. [Selection AddIn Toolbar] ツールバーの [ポリゴンによるフィーチャの選択] ツールを使用し、任意の形状でフィーチャを選択します。
   [Selection AddIn Toolbar] ツールバーのコンボ ボックスに表示されるリストから、任意のレイヤを選択すると、そのレイヤのみを対象として選択できます。
7. [Selection AddIn Toolbar] ツールバーの [Zoom to Layer] メニューをクリックして、選択されたレイヤの全体表示を行うことができます。
8. [Selection AddIn Toolbar] ツールバーの [Toggle dockable window] ボタンをクリックし、[Selected Features Count] ウィンドウを表示します。（[Toggle dockable window] ボタンは、2 つ目のキャプチャ画像内の黄色い枠で囲まれているボタンです。）
   [Selected Features Count] ウィンドウでは、選択されているフィーチャ数を確認することができます。
   
   
   
   

[C#]

C# サンプル コード

[VB.NET]

VB.NET サンプル コード

この文書は、Github 内の Esri/ArcObjects-sdk-community-samples にあるトピック Sample: Custom selection extension を元に翻訳したものです。