FAQ
エディター エクステンション
ナレッジ番号:2614 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
内容
エディター エクステンションについて
エディター エクステンションを使用すると、編集フレームワークへ直接プラグインすることで、ワークフローをカスタマイズすることができます。アプリケーション エクステンションとは異なり、エディター エクステンションは、編集セッションが開始された時に読み込まれます([エディター] ツールバー → [エディター] → [編集の開始])。
エディター エクステンションは標準のエクステンションと似ていますが、アプリケーション オブジェクトの代わりに、エディター オブジェクトへの参照を受け取ります。
カスタム エディター エクステンションは、イベントへの自動応答、低水準コンポーネント、すなわち編集状態の管理を行う一般的な 2 つのケースで使用するのに適しています。
自動応答
カスタム エディター エクステンションは、編集セッション中にフィーチャの作成や編集を行うなどの特定なイベントに対して、通常は有効かどうかを確認するために、自動応答を行うことができます。このようなエクステンションは、エディター オブジェクト上のアウトバウンド インタフェース(イベント)をシンクします。エディター エクステンションをアドインとして作成した場合、これらのインターフェイスは公開され、利用することができます。このようなエディター エクステンションのこれらの型は、最も一般的です。
低水準コンポーネント
エディター エクステンションは、データや標準機能にアクセスする必要のあるコマンドやツール群を有している場合に適しています。たとえば、カスタムな編集アプリケーションがいくつかの関連するツールが使用する、スナップ許容値などの編集プロパティを持っているかもしれません。しばしば、これらの関連するツールはエクステンションとして提供されることで、後から追加される機能の上に成り立つものです。
編集フレームワークには、属性ウィンドウ、デジタイザ エクステンション、トポロジ エディタ エクステンション、競合解決エクステンションを含む、いくつかのエディター エクステンションを提供しています。
参照:
ウォークスルー:アドインを使用したカスタム UI エレメントの作成
開発ライセンス
配布ライセンス ArcGIS Desktop Basic ArcGIS Desktop Basic ArcGIS Desktop Standard ArcGIS Desktop Standard ArcGIS Desktop Advanced ArcGIS Desktop Advanced この文書は、ArcObjects Help for .NET Developers 内のトピック Understanding editor extensions を元に翻訳したものです。
メタデータ
種類
製品
バージョン