FAQ
地理座標系のパーソナル ジオデータベース内のデータの移動や拡大に時間がかかる
ナレッジ番号:2507 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
原因
地理座標系のデータをパーソナルジオデータベースのフィーチャクラスに格納する際にデフォルトでは空間インデックスのグリッドサイズが1000に設定されています。この設定は投影座標系のデータを表示するには、最適な値となっていますが、地理座標系のデータには適切な値ではありません。
回避方法
デフォルトの空間インデックスのグリッドサイズを以下の方法で確認および変更します。
ArcToolbox → [データ管理ツール] → [フィーチャクラス] → [デフォルト空間グリッドインデックスの計算] ツールをダブルクリックしてツールを起動します。 [入力フィーチャ] にパーソナルジオデータベースに格納されている地理座標系のフィーチャクラスを指定して[OK]をクリックすると、 [デフォルト空間グリッドインデックスの計算] メッセージボックスに [デフォルト空間グリッド インデックス1] と表示された値をメモしておきます。上記で取得した値または0.1をデフォルト空間グリッドに持たせます。
なおパーソナルジオデータベースのフィーチャクラスが持っている空間グリッドインデックスの値を変更することは できませんので、新規でパーソナルジオデータベースのフィーチャクラスを作成し、既存のデータをインポートして 空間インデックスのグリッドを変更します。
- ArcCatalogでパーソナルジオデータベースを右クリックし、 [新規作成] → [フィーチャクラス] をクリックします。
- [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログにおいてフィールド名が表示されるダイアログが表示されたら、 [SHAPE] というフィールド名をクリックし [フィールドプロパティ] 部分の [グリッド1] の値を上記で取得した値、または0.1を入力します。
- [インポート] ボタンをクリックして、空間インデックスグリッドを変更したい元のデータを指定し、フィールドをインポートします。
- [完了] をクリックして、フィーチャクラスを作成します。 新規で作成したフィーチャクラスに元のデータをインポートします。
ArcToolbox → [データ管理ツール] → [一般] → [アペンド] ツールをダブルクリックします。 [入力フィーチャ] に元のデータを指定し、[ターゲットフィーチャ] に新規で作成したフィーチャクラスを指定し、[OK] をクリックします。
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