FAQ 標高データから最も抵抗の少ない経路を見つけるには?(Spatial Analyst)

ナレッジ番号:1636 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

※この操作を行うにはSpatial Analystのエクステンションが必要になります。


操作を始める前に以下の点について確認を行います。
・標高データにメートルやフィートのマップ単位を持つ座標系が適用されているか。
・標高データは整数値のラスタで、マイナスの値が存在していないか。マイナスの値が
 が存在する場合には、予めその値を除外しておきます。

【手順】
1.ポイントフィーチャを作成し、経路を作成する場合の出発点(ソース)とします。

2.[表示] > [ツールバー] > [Spatial Analyst]にチェックを入れてSpatial Analyst ツールバー
  を起動します。

3.ArcToolbox > [Spatial Analystツール] > [水文解析] > [流向ラスタの作成(Flow Direction)]ツール
  で流向ラスタの作成を行います。

4.ArcToolbox > [Spatial Analystツール] > [距離] > [コスト パス(Cost Path)]ツール
  ・ [入力ラスタ、または目的地フィーチャ データ]部分に1の手順で作成したポイントデータ
    を指定します。
  ・ [入力コスト距離ラスタ]部分に標高ラスタデータを指定します。
  ・ [入力コスト バック リンク ラスタ]部分に3の手順で作成した流向ラスタデータを指定します。
  ・ [出力ラスタ]部分に任意のラスタデータ名を指定します。
  ・ [パスの種類]部分には[EACH_CELL]を指定します。

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ESRI Art. Number        34572

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