FAQ
レイヤー ファイル (.lyr) とは

ナレッジ番号:1605 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcMap で作成したレイヤーは、マップ ドキュメント ファイル(*.mxd)の一部として保存されます。

ArcGIS では、マップ ドキュメント上で行ったレイヤーのシンボル設定やラベル設定、データ ソースのパスなどを レイヤー ファイル(.lyr)として保存することができます。
保存したレイヤー ファイルは他のマップ ドキュメント、データ フレームに追加することができ、設定したシンボルやラベルをそのまま利用することができます。

マップ ドキュメントと同様、 レイヤー ファイルは、地理データそのもの (フィーチャやラスター、座標系等) を保持するわけではありません。データとのリンク情報を保持したファイルになります。

Image

レイヤー ファイルの作成方法

  1. ArcMap を起動します。
  2. データを追加します。
  3. シンボル設定やラベル設定を行います。
  4. コンテンツ ウインドウのレイヤー名上で右クリックし、[レイヤー ファイルとして保存] を選択します。
  5. 保存場所、名前を設定し、[保存] ボタンをクリックします。
    Image

    ※ [ファイルの種類] は、初期設定の [レイヤー ファイル] のままで結構です。バージョンを指定して保存をしたい場合は、[ファイルの種類] から、該当の旧バージョンを選択してください。

レイヤー ファイルの利用方法

レイヤー ファイルは、次の手順で ArcMap のマップに読み込んで利用できます。

  • ArcMap の [カタログ] ウィンドウまたは Windows のエクスプローラー上から、ArcMap のマップ表示エリアに向かってドラッグ & ドロップします。
  • [ファイル] メニュー → [データの追加] → [データの追加] でレイヤー ファイルを指定して追加します。
※ ArcMap のマップにはレイヤー ファイルの設定情報のみが読み込まれますので、マップへの追加後にレイヤー ファイルを削除しても問題はありません。

レイヤーの設定とGIS データ (データ ソース) を合わせて保存する方法

前述のとおり、レイヤー ファイルでは GIS データ (データソース) の情報は保持しません。ただし、「レイヤー パッケージ」 を作成することで、データ ソースとレイヤーの設定を1 つの パッケージ ファイルとして保存することができます。そのパッケージを 「レイヤー パッケージ」と呼びます。
レイヤー パッケージを保存するには、[コンテンツ] ウィンドウで対象のレイヤーを右クリック → [レイヤー パッケージの保存] をクリックします。

メタデータ

機能

種類

製品

バージョン