FAQ
GTOPO30 をArcGISで利用するには?

ナレッジ番号:1582 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

説明

 

ArcGISでは、GTOPO30 をラスタ画像として取り込み利用することができます。以下に、利用例をご紹介いたします。 (ダウンロードしたGTOPO30 DEM データは TAR 形式で提供されている場合の例です。)

 

ArcGIS での利用手順

  1. ArcGIS へデータの取り込みをします。
    解凍ツールを利用してダウンロードした TAR ファイルを解凍します。 ArcGIS(9.2以降)では、解凍した .dem ファイルをそのまま読み込むことができます。
    (9.1以前の場合は、拡張子 dem を bil に変更し、読み込みます。)
  2. 海部、湖部に適切な値を代入します。
    標高データが格納された BIL または、DEM ファイルには、海部等に「-9999」の値ではなく、「55537」という値が入力されていることがあります。このような場合、この値があれば海部を明示的に表す-9999を出力し、それ以外は元データの値を出力することができます。

 

ArcGIS10.x の場合

  • ArcToolbox → [Spatial Analyst] → [マップの代数演算] → [ラスタ演算]

    <使用する演算式>
    Con("レイヤ名" >= 32768, ("レイヤ名"-65536), "レイヤ名") 演算式を入力後、[ラスタ演算]ウィンドウの [OK] をクリックします。

     上記の演算にて海部が「-9999」になりましたが、「-9999」ではなく 「Nodata」にしたい場合は、
      以下の演算式を使用します。

    setnull("レイヤ名" == -9999, "レイヤ名")

    [ラスタ演算]ウィンドウの[OK] ボタンをクリックします。

 

ArcGIS 9.x の場合

  • [Spatial Analyst ツール] → [ラスタ演算]

    使用する演算式

    con([レイヤ名] >= 32768,([レイヤ名] - 65536),[レイヤ名] )

    [ラスタ演算] のウィンドウの「評価」ボタンをクリックし、ラスタ演算のウィンドウを閉じます。
    また、上記の演算にて海部が「-9999」になりましたが、「-9999」ではなく 「Nodata」にしたい場合は、以下の演算式を使用します

    setnull([レイヤ名] == -9999, [レイヤ名])

       [ラスタ演算] ウィンドウの[評価] ボタンをクリックします。

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