FAQ
ラスターから、X,Y座標とセル値を格納したポイントまたはテーブルを作成するには?
ナレッジ番号:1568 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
説明
ArcToolbox のツールを使用してラスターから、X,Y,Z 値を持ったポイントデータあるいはテーブルを作成することができます。
手順 1
ラスターのセル (ピクセル) の位置にポイントを作成することを想定した方法です。
- ArcToolbox →[変換ツール] →[ラスターから変換] → [ ラスター → ポイント (Raster to Point)] ツールを使用して、ラスターをポイントに変換します。
- 手順1で作成したポイントに対して、ArcToolobx → [データ管理ツール] → [フィーチャ] → [XY座標の追加 (Add XY Coordinates)] ツールをクリックし、ポイントに対し座標値を付与します。
※ [XY 座標の追加 (Add XY Coordinates) ] ツールを実行したポイントデータの属性テーブルにある、「POINT_X」フィールドの値が X座標値、 「POINT_Y」フィールドの値が Y 座標値、そして 「GRID_CODE」フィールドの値が Z 値(ラスタのセル値)となります。
※ ArcToolbox のツール名や格納場所は、ArcGIS のバージョンによって若干異なることがあります。
手順 2
各セルの座標値をテーブルとして作成することを想定した方法です。ただし、こちらの方法を実行するには、Spatial Analyst エクステンションが必要です。
- ArcToolbox → [Spatial Analyst ツール] → [抽出] →[サンプル (Sample)] ツールを起動します。
- 以下のようにツールの設定を行い、[OK] ボタンで処理を開始します。ラスターのセル数やバンド数によっては、処理に時間がかかります。
- 入力ラスター: 処理対象ラスター。
- 入力ロケーション ラスター、またはポイント フィーチャ:処理対象ラスター。すなわち、[入力ラスター] と同様のものを指定。
- 出力テーブル:テーブルの出力場所。
- ArcToolbox →[変換ツール] →[ラスターから変換] → [ ラスター → ポイント (Raster to Point)] ツールを使用して、ラスターをポイントに変換します。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン