FAQ
ArcMap が強制終了する
ナレッジ番号：1018 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/11/21
現象
ArcMap が強制終了してしまう。
対応策
ArcToolbox や ArcMap をインストール直後のデフォルト状態に戻すことで、問題が解消することがあります。 以下の場所にある ArcToolbox.dat や Normal.mxt （基本テンプレートファイル） をリネームするか、削除後、ArcMap 及び ArcToolbox を再度起動してください。 ArcMap や ArcToolbox を起動すると新しい ArcToolbox.dat や Normal.mxt が自動で作成されます。 ただし、ArcToolbox.dat や Normnal.mxt を削除すると、ArcToolbox や ArcMap が初期化されますので、ArcToolbox や ArcMap に手動で追加したツール等を再度設定する必要があります。 また、合わせて、ArcGIS の初期化も行います。
① ArcToolbox の初期化
Windows 11、Windows 10
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更します。（このファイルが存在しない場合もあります）
ArcToolbox.dat
- 「＜ArcGISのインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox\History」 フォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。（このファイルは、ArcToolbox のツールで行った処理の履歴です。）
※ 「AppData」 のフォルダーが表示されない場合は、Windows の エクスプローラーを開き、[表示] タブ → [表示/非表示] 部分で 「ファイル名拡張子」、「隠しファイル」 にチェックを入れます。
Windows 8
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更します。（このファイルが存在しない場合もあります）
ArcToolbox.dat
- 「＜ArcGISのインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox\History」 フォルダー内にあるすべてのファイルを削除します。（このファイルは、ArcToolbox のツールで行った処理の履歴です。）
※ 「AppData」 のフォルダーが表示されない場合は、[コントロールパネル] → [フォルダー オプション] の [表示] タブ → [詳細設定] 部分で 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」 にチェックを入れ、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない（推奨）」 のチェックを外します。
Windows 7
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザ名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更してください。（このファイルが存在しない場合もあります）
※ [Users] の部分は [ユーザー] と表記されている場合があります。 ArcToolbox.dat
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcToolbox\History」フォルダー内にあるすべてのファイルを削除してください。（このファイルは、ArcToolbox のツールで行った処理の履歴です。）
※ 「AppData」 フォルダーが表示されない場合は、Windows のエクスプローラーを開き、[コンピュータ] → [整理] → [フォルダーと検索のオプション] → [表示] タブ → [詳細設定] → [ファイルとフォルダーの表示] にて、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」 にチェックを入れ、また、「保護されたオペレーティングシステムを表示しない（推奨）」 のチェックを外します。
② ArcMap の初期化
Windows 11、Windows 10
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcMap\Templates」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更します。
Normal.mxt
※ 「AppData」 のフォルダーが表示されない場合は、Windows の エクスプローラーを開き、[表示] タブ → [表示/非表示] 部分で 「ファイル名拡張子」、「隠しファイル」 にチェックを入れます。
Windows 8
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザー名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcMap\Templates」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更します。
Normal.mxt
※ 「AppData」 のフォルダーが表示されない場合は、[コントロールパネル] → [フォルダー オプション] の [表示] タブ → [詳細設定] 部分で 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」 にチェックを入れ、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない（推奨）」 のチェックを外します。
Windows 7
- 「＜OS のインストールドライブ＞:\Users\＜ログインユーザ名＞\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.x\ArcMap\Templates」 フォルダー内にある以下のファイルを削除するかファイル名を変更します。
Normal.mxt
※ [Users] の部分は [ユーザー] と表記されている場合がございます。
※ 「AppData」 フォルダーが表示されない場合は、Windows のエクスプローラーを開き、[コンピュータ] → [整理] → [フォルダーと検索のオプション] → [表示] タブ → [詳細設定] → [ファイルとフォルダーの表示] にて、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」 にチェックを入れ、また、「保護されたオペレーティングシステムを表示しない（推奨）」 のチェックを外す設定にします。
③ ArcGIS の初期化
レジストリの編集をします。次の手順でレジストリの編集を行ってください。レジストリのバックアップをご用意いただくことをおすすめします。レジストリの編集は、PC に重大な影響を及ぼします。よく似たキー（フォルダー）も多く存在しますので、フォルダー（キー）を削除する際には十分ご注意くださいますようおねがいします。
- 「Windows」 キーを押しながら 「R」 キーを押し、 [ファイル名を指定して実行] ダイアログを表示します。
- [ファイル名を指定して実行] ダイアログで、名前に "regedit" と入力し、[OK] をクリックします。
- [レジストリ エディター] が表示されましたら、以下のフォルダー名を変更します。
（可能であれば、キーの名称を変更する前に「ファイル」 → 「エクスポート」でバックアップファイルを出力してください。） - [コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI] フォルダー内の [Desktop] フォルダーについて、
[Desktop10.x] を [Desktop10.x_old] に変更します。 - [ファイル] メニュー → [レジストリ エディターの終了] をクリックします。
- コンピューターの再起動を行います。
- 「シェープファイル文字コード設定ユーティリティ」 ダウンロード ページにあるツールを実行し、「Shift_JIS」 を選択して [OK] をクリックします。
※ 意図的に 「UTF-8」 を使用する場合は手順 6 の操作は不要です。
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